中小企業診断士 1次試験 · EBA江口明夫講師「今年も出る論点」解析

21年分の出題マトリクスで、次に出る論点を読む

試験日 2026-08-01〜02出典: EBA中小企業診断士スクール 公開動画(75分)32テーマ / 337論点

動画のスライド77枚を自動抽出し、各スライドを映しながら講師が話した内容と紐づけて構造化したもの。 ●=その年度に出題あり。緑の列が令和、それ以降が平成。5*は令和5年度の再試験。 本命は講師が「今年出る」と名指しした論点、は「昨年出たので今年はお休み」と述べた論点、 要確認は自動読み取りの確信度が低くNIKA側での確認を要する行。

年度の読み方(ここを間違えると全部ズレる)

今年=令和8年度(2026年8月)/昨年=令和7年度。表の一番左の「7」が昨年の試験。「昨年出たから今年はお休み」という予想は、7の列に●があるかどうかで判断する。なお本命なのに7に●がある論点(ダイナミックプライシング・RORO船・株式買取請求権など)は誤りではなく、講師が「連続で出る」と明言したもの。

→ 4科目通読ノート(詰まった所のGemini解説)
01

重要論点①45度線分析・乗数理論(図表問題)

45度線分析はほぼ毎年、需要曲線と供給曲線(45度線)を並べて関係を問う図表問題が出る定番論点。貯蓄投資図も直近3回のうち令5年度に出題されており要チェック。GDP系の問題(超過需要、ISバランス、リソース変動とGDPの関係)や限界貯蓄性向・平均消費性向・基礎消費などの需要曲線構造の知識問題、乗数の定義、政策効果を問う問題も今年出やすいテーマとして紹介された。目標60〜68点ならR6-5/R6-7/R5-7/R4-6/R3-5/R1-5、72〜84点を狙うならR3-9/R2-4も追加でチェックすべきと指導。

今年の予想

今年出るとすれば基本パターンの「需要-供給曲線」の図表問題(毎年のように出題される定番形式)。次点で「貯蓄-投資図」も要警戒(令5年度・令2年度で出題、平18年度にも出題歴あり)。可処分所得-消費支出(令6年度に初出題)とISバランス図(平成期の古い論点)は今年は出にくいと講師は予測。

論点765*543213029282726252423222120191817
需要-供給曲線
貯蓄-投資図
可処分所得-消費支出
ISバランス図
チェックすべき過去問

令和6年度 第5問、令和6年度 第7問、令和5年度 第7問、令和4年度 第6問、令和3年度 第5問、令和1年度 第5問、令和3年度 第9問、令和2年度 第4問

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02

重要論点②IS-LM分析

IS-LM分析は毎年間違いなく出る定番テーマ。政策効果(クラウディングアウトが起きるか、LM曲線が水平の流動性の罠が起きているときの政策効果など)が中心。傾きの決定要因を問う知識問題は令和5年度以来のため今年は高確率で問われると予測。

今年の予想

超過需要/超過供給の判断問題は毎年出るわけではないため今年はお休みの可能性が高い。政策効果(財政・金融政策の効果)は今年もほぼ確実に出る本命論点。クラウディングアウトと流動性のわなは令2年度以来の間隔が空いており、今年は久しぶりに問われる可能性が高いと予測。各曲線の傾きの決定要因(1/-c、b等の投資の利子弾力性・限界消費性向=限界貯蓄性向・貨幣需要の利子弾力性/所得弾力性)を問う知識問題は令5年度以来のため今年は高確率で出題される見込み。

論点765*543213029282726252423222120191817
超過需要/超過供給
財政・金融政策の効果
貨幣供給量の増加とLM曲線のシフト
政府支出の増加とIS曲線のシフト
限界消費性向と金融政策の効果
投資の利子感応度と金融政策の効果
投資の利子感応度と財政政策の効果
貨幣需要の所得感応度と財政政策効果
貨幣需要の利子感応度と財政政策効果
貨幣需要の利子感応度と金融政策効果
クラウディングアウト発生の有無
流動性のわな
チェックすべき過去問

令和5年度 第8問、令和3年度 第6問、令和3年度 第8問、令和2年度 第6問

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03

重要論点③需要の価格弾力性(ミクロ)

ミクロ経済分野の中心論点で、ほぼ毎年出題される。グラフを使った問題が中心。令和以降と平成以前で問われ方のパターンが変化している点に注意し、令和以降の出題を優先して学習するよう指導。

今年の予想

需要曲線だけを使って弾力性の大きさを判断させる問題は毎年のように出る本命形式。需要曲線と供給曲線の相対的な傾きを比較させる問題(余剰分析との複合)も可能性が高い。過去の出題パターン(令5*→令4→平30→平25等)から見ると今年は「需要・供給曲線」の番のようにも見えるが、講師は「今年は需要曲線だけの方が出るのではないか」と予測。ただしどちらが出ても対応できるよう両方対策することを強く推奨。分母・分子の比率変化と弾力性の関係を問う知識問題(令6年度型)も高確率で出題される見込み。令和以降の出題パターンを優先して参考にすべきとの指導あり。

論点765*543213029282726252423222120191817
図表(出題そのものの有無)
需要曲線のみ
需要・供給曲線
需要の価格弾力性=0の場合(需要曲線が垂直)
需要の価格弾力性<1の場合
需要の価格弾力性=1の場合
需要の価格弾力性>1の場合
需要の価格弾力性が∞(需要曲線が水平)な場合
短期-長期の需要の価格弾力性
価格・需要量変化率と需要の価格弾力性の関係
代替品の有無と需要の価格弾力性の関係
価格水準と需要の価格弾力性の関係
2つの需要曲線(点)の需要の価格弾力性の比較
供給曲線との比較(収入の大きさ・余剰分析)要確認
嗜好品・必需品の需要の価格弾力性
需要の価格弾力性と市場価格の関係
需要の価格弾力性の計算問題
チェックすべき過去問

令和6年度 第13問、令和5年度再試験 第12問、令和5年度 第12問、令和4年度 第14問、令和3年度 第14問

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04

重要論点④外部経済・外部不経済

外部経済も図表問題が中心。基本は限界費用曲線2本(私的限界費用・社会的限界費用)と需要曲線を組み合わせたパターン。令3年度は見た目が同じでも「外部経済」(限界費用減少)を問う珍しいタイプで難易度が高いが、6割目標なら捨てても合格ラインには影響しないと講師は説明。外部不経済がある状態/是正された状態それぞれで問われるテーマが異なる点(余剰分析、政策の有効性、最適補助金額など)に注意。

今年の予想

外部不経済(限界費用曲線2本+需要曲線を並べる基本パターン)の図表問題がほぼ毎年出題される本命。令和元年度・令和4年度は出題なしのためそれ以外の年は基本的に出題される見込み。令3年度のみ出題された「外部経済」(限界費用が小さくなるレアタイプ、見た目は同じだが視点が逆で難易度が高い)は今年も出にくいと予測。限界価値曲線を使うタイプ(令6年度型)も要チェック。外部不経済がある状態(是正前)と是正後の状態、それぞれの余剰分析・政策の有効性・最適な補助金額を問う問題(令3年度、令2年度のピグー税型)は出題可能性が高い。

論点765*543213029282726252423222120191817
外部不経済
外部経済(限界費用が減少するレアタイプ、令3年度のみ)
限界費用2本+需要曲線
限界費用2本+価格線
限界価値曲線2本+限界費用
図なし
チェックすべき過去問

令和7年度 第17問、令和6年度 第18問、令和5年度 第17問、令和2年度 第18問、令和3年度 第18問(外部経済の問題・難易度高め、余力があれば)

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